シェラトン舞浜の広い館内にはウェディングセクションと呼ばれる結婚式関連の店舗がいくつかあります。
衣装室は4店舗、装花は2店舗、演出系は3店舗など分野によっては複数店舗あります。そして、どのお店で契約するかは新郎新婦が自由に選択できます。
ただ複数店舗ある分野はどの店舗が良いか迷うことがしばしばありました。
迷った分野のひとつに「装花」がありました。会場装花は披露宴会場の印象を左右する大事なポイントであるとともに費用が膨らみやすい項目です。節約しつつも貧相に見えない私たちらしい会場装花にしたいと考えていました。
シェラトン舞浜には「レインボウ」と「日比谷花壇」という2社の店舗があります。こちらの装花を取り扱う2社について、どのようにお店を選んだらよいか私の体験を交えて紹介していきます。
Contents
店舗情報
装花を取り扱う「レインボウ」と「日比谷花壇」は会場装花を始め、ブーケやフラワーシャワーなども申し込むことができます。テーブルクロスなどは会場装花に含まれるため装花のお店で申し込みを行います。
まずは簡単に2店舗の情報を紹介したいと思います。
レンイボウ
レインボウは1953年創業し、昭和63年にシェラトン舞浜にお店を開設しました。シェラトン以外にもホテルニューオータニや東京マリオットホテル内にも店舗があります。
レインボウはシェラトン舞浜の2Fにあります。ちょうどディズニーショップの向かい側にあるので場所はわかりやすいです。
【レインボウ店舗情報】
- 営業時間:午前10時~午後7時
- TEL:047-355-5787(直通)
- 公式サイト:http://www.kk-rainbow.co.jp/
日比谷花壇
日比谷花壇の歴史は明治5年に庭園業を開始したことから始まったそうです。かれこれ100年以上続く老舗の花屋さんです。
ウェディング以外にもたくさんの花に関する事業を行っています。路面店もあるため街中で日比谷花壇を目にしたことがある人も多いと思います。
日比谷花壇はシェラトン舞浜の1Fにあり、ガーデンの出入り口の手前にあります。ウェディングセクションが集まっているエリアから少し離れているので気付きにくいかもしれません。
【日比谷花壇店舗情報】
- 営業時間:平日午前10時~午後6時/土日祝午前10時~午後7時
- TEL:047-390-0387(直通)
- 公式サイト:https://www.hk-wedding.jp/
2社比較
会場装花はこだわりたいポイントでしたがお金の心配もしていました。
気になってしかたなかった私は式の4か月前から話を聞きに行きました。
話を聞きに行く前に気になっていたのは2社に違いがあるのかというところでした。各会社に話を聞いてわかったことをまとめてみました。
金額について
多少の値引きの差はあるかもしれないですが大きな差はなさそうでした。
例えば一番お金のかかるメインテーブルやゲストテーブルの見積について。どちらも○万円分のボリュームで装飾するというような見積方法でした。こちらが金額を指定する限り金額に大きな差はでないはずです。
その他、初回見積でわかる範囲で比較してみました。
レインボウ | 日比谷花壇 | |
フラワーシャワー(60名分) | 12,960円 | 12,960円 |
両親用花束(1束) | 8,640円 | 8,640円 |
クロス・ナプキンセット※お子様ナプキンは別途 | 648円 | 648円 |
ブーケ | 30,240円 | 46,440円 |
金額単価はほぼ同じです。ブーケはそれぞれの会社の既存デザインを選んだため差異がでています。
このように金額で大きな差がでることは少なそうでした。
接客について
レインボウは淡々とした接客でしたがひとつひとつ丁寧に案内してもらいました。ガツガツ案内してくる様子はなかったです。
具体的な話というよりかは概要を説明してもらいました。一通り説明してもらった後は私が質問し、店員さんが答えるという感じでした。
一方、日比谷花壇はフレンドリーな接客でした。初回の打ち合わせはなんと3時間!たっぷりお話を聞けました。
初回から具体的な話をしてくれました。イメージしやすいように色々と小道具を用いながらその場で提案して下さり分かりやすかったです。
演出について
話を聞きに行くとタブレットで実例をいくつかみせてくれました。海をテーマにしていたのでブルー系のお花が多めです。まずはレインボウから。
タブレットで見せてもらった実例はお花をメインとした王道な飾りつけが多い気がしました。
続いて日比谷花壇。写真が1枚しか残っておらず。情報が少なくて申し訳ないです。
その他の実例も見ましたが日比谷花壇は小物を上手く使い私好みでした。
また、オプション演出にも差がありました。キャンドルタワーはラインナップが異なりました。日比谷花壇はディズニーアイテムもいくつか取り揃えていました。
きっかけは成約者イベント!私が選んだのは日比谷花壇
2社に見積をもらった時点で印象は日比谷花壇の方が良かったです。しかし即決するほどではなかったので結局どちらにしようか悩んでいました。
年が明けて結婚式まで残り3ヶ月。このタイミングで大規模な成約者向けのイベントがありました。このイベントで2社が手がけた実際の会場装花をみることができました。
日比谷花壇はやはり小物使いが上手いです。流行りを抑えている感じがしました。
また、その日のオーシャンブルーの会場装花は日比谷花壇が担当していました。
テーマはアリエルです。配色や小物使いから雰囲気が伝わってきますよね。
会場全体が装飾されていたのでよりイメージがしやすかったです。そして日比谷花壇であれば素敵な会場に仕上げてくれるという期待がもてました。その結果、装花は日比谷花壇でお願いすることにしました。
2社の申し込み率は半々!装花選びのポイントはあなたとの相性
どちらの会社もシェラトン舞浜で何度も会場装花を手がけています。金額を極端に下げなければどちらを選んでもクオリティは確保されます。そして金額についても差はあまりでません。
ではどちらが良いか。あとはそれぞれの会社との相性だと思います。接客態度であったり、演出内容であったり、単純にいいなと思える部分があった会社にするのが一番かなと感じました。
プランナーさんに装花会社の申し込み率について尋ねたところはどちらも半々の割合とのことでした。また、SNSをやっている人の多くは日比谷花壇を選んでいるということも教えてくれました。
確かに当時のインスタのフォロワーさんのほとんどが日比谷花壇に装花をお願いしていました。流行りに敏感な人ほど日比谷花壇にする人が多いようです。
まとめ
私が2社を比較するうえで気になっていたことは金額や演出に違いがあるかでした。金額・特典については大きな違いはなかったですが演出はそれぞれに特徴があるように感じました。
SNSをやっている人、そしてこのブログまで辿り着いたあなたは日比谷花壇にお願いする確率が高いかもしれませんね。時間がある方は私のように両方訪問して雰囲気をみてみると良いと思います。
既にイメージをお持ちの方はそのイメージにより近づく会社に装花をお願いすると良いと思います。
私の経験が参考になれば幸いです。ここまでお読み頂きありがとうございました。