私の結婚式には遠方からきてもらうゲストが複数いました。
お車代関係で一番悩んだことは包む金額です。
家族には相談しましたが最終的に決めるのは私たちでした。
わざわざ遠くから来てくれるので全額負担したい…けれども見積り金額は増える一方なのでなるべく出費は抑えたい、理想と現実がいったりきたりするばかりでした。
今回は以下の点について触れています。
- 間柄別、お車代の金額を決めるポイント
- お車代を渡す上で準備すること
- 交通費を渡すことを事前に伝えるべきか
- 実際に渡したお車代について
これからあくまでも私が実行した1例です。感じ方は人それぞれです。正解はないテーマなので考えの参考になればと思います。
Contents
総勢23名!遠方ゲストの構成と渡す金額のポイント
私が考える遠方ゲストの線引きは以下です。
- 自宅~式場まで2時間以上かかる人
- 特急電車を使ってくる人
この条件だと近いエリアで山梨、遠いエリアだと広島からかけつけてくれるゲストにお車代を渡しました。
結婚式の規模は70人弱でしたがその内の30%が遠方から来てくれるゲストでした。旦那さんが関西出身のため、トータルの人数が多くなりました。
23人の内訳は以下です。
間柄 | 人数 |
親族 | 14人 |
上司・先輩 | 5人 |
友人 | 4人 |
半分以上が親族でした。
続いて、間柄別に金額を決める際のポイントを紹介します。
親族について
親族のお車代については一度親に確認をとりましょう。
私たちの場合、旦那さん側は義父母が親族分の交通費を全額負担してくれました。
また、私側は親族分の交通費を私たちで負担しました。
私側は人数が少なかったこともあると思いますが姉の結婚式時も自己負担していたようです。
ただし、その交通費をカバーできる援助は結婚式当日に両親からもらいました。
上司・先輩・友人について
相手の結婚式に招待されてお車代をもらっている場合は同じ金額で用意すれば良いと思います。
「お車代 相場」と検索してもほとんどのサイトは交通費の半額~全額という紹介をしています。
とりあえずネット検索でわかったことはお車代は半額以上が鉄則ということでした。私が交通費をどこまで負担したかは後の章でまとめていきます。
お車代の準備ポイント
お車代の金額ばかり考えがちです準備を忘れてはいけません。
お車代は
- 新札(ピン札)
- 封筒
を用意する必要があります。
ここではそれぞれのポイントを紹介したいと思います。
近くに銀行がない人必見!新札の両替はJAバンクがおすすめ
お金を新札(またはピン札)に変更するために銀行に行かなくてはいけません。
しかし、銀行が家の近くにないと大金を長時間もつことになります。少し心配ですよね。
家の近くに主要銀行がない私を助けてくれたのがJAバンクでした。
JAバンクといわれると農家さんが利用するイメージでしたが一般の人も利用できます。
我が家の場合、主要銀行まで行くのに家から30分はかかりますが、JAバンクは5分くらいのところにありました。
JAバンクがどういうものかわからず(バンクとついているから銀行なんだろうけど)事前に連絡をして新札に変えたいことを伝えると問題ないとのことでした。
お札は奇数枚で用意
結婚式で割り切れる数字はあまり良くないとされています。
お車代もお札の枚数はすべて奇数で用意しました。
例えば2万円のお車代を渡す場合は1万円を1枚、5千円を2枚でお渡ししました。
封筒はどこまでこだわる?シンプルデザインからワンランク上のデザインまで
私はこちらのデザインの封筒を使用しました。
超シンプルデザインです。
親族(年配男性)がいたので全員に共通してお渡しできるデザインのものをチョイスしました。
また、10枚250円程度でお安いのも魅力的です。
お値段はお手頃でしたが紙質はしっかりしていました。また、糊加工がされているので閉じる時も楽チンです。
お車代用の封筒はカワイイデザインのものが増えています。
こちらもシンプルで上品なデザイン、そしてお値段もお手頃なので悩みました。
お車代・交通費についてゲストに事前伝える?伝えない?
お車代を調べていると交通費を渡すことを事前に伝える人がいることを知りました。
事前告知するするメリットとしてはゲストの金銭的不安を取り除くことができます。
遠方ゲストはご祝儀とは別に1万~かかってくるので出費が痛いなと思う人はいるはずです。
交通費を負担してくれることがわかるとゲストの気は楽になるかもしれませんね。
しかし、私は事前に伝えませんでした。
理由は事前に伝えることで交通費出すんだから来てよねという強制感が出るなと感じたからです。
また、交通費がでるかわからず行くか迷う人がいれば、無理して出席しないでとも思います。
もし、経済的に余裕がなければお金を優先してほしいです。
なんというか、身を削ってまで行きたいと思ってくれるのであればありがたいのですが…私は大層な人間でもないし、おこがましく感じます。
そして、行きたいと思ってくれるなら良いのですが…なんとなーくお金を気にして行くか迷うなという人がいれば尚更来て欲しくないです。
なぜなら、お金と友情を天秤にかける程度の友情だったんだなと思うからです。
御祝儀+交通費は高額です。それでも「出席したい!」、そう思ってくれる人が出席してくれるだけで私は十分でした。
なので交通費のことをあえて触れるのはナンセンスだなと思いやめました。
実際、交通費のことは事前に触れませんでしたが、遠方ゲストはすぐ返事をくれました。ありがたいです。
唯一、旦那さん側の九州にいる友人は欠席でした。遠方からの参加はお金もそうですが時間もかかります。そのことは私たちも頭に入れておかなくてはいけないことです。
ただし、こんなケースも聞きました。
姉夫婦の結婚式の際、お車代について事前に伝えなかったところ交通費のことを考えてご祝儀を2万円にした人がいたそうです。
後から交通費をもらい「事前に教えてくれよ~」と言われたそうです。
事前告知の感じ方は人それぞれ。ゲストの雰囲気や告知するメリット・デメリットを考慮しましょう。あなたが事前告知した方が良いと思えばしてOK!
お車代はいくら払った?地域別!私が渡したお車代
ここからが本題ですね。
私は悩んだ末、交通費は全額ゲストに包みました。※だだし宿泊希望者は半額にしました。
地域別のお車代の金額は以下です。
エリア | 金額 |
山梨 | 5,000円 |
静岡 | 10,000円 |
名古屋 | 20,000円 |
大阪 | 30,000円 |
広島 | 40,000円 |
金額は特急列車の料金を参考にキリの良い金額にしました。ただし、宿泊希望者については上記の半額をお車代として渡しました。
私の場合、結婚式が11時からだったのでお車代を渡す方全員に宿泊確認を行いました。
ゲストの宿泊先については別途まとめる予定です。
シェラトンに宿泊してもらうことはさすがに無理なので八丁堀(武蔵野線で舞浜まで1本)のビジネスホテルを手配しました。
確認した結果、半数が宿泊希望でした。
この時、来るエリアが同じでも宿泊する人と宿泊しない人が出てきました。
宿泊する人にもお車代を全額包むと差が出てしまうことに気付き、宿泊希望者は交通費の半額をお渡ししました。
その結果、お車代だけで20万(宿泊費別)ほどとんでいきました。
私がお車代を全額包もうと思った理由
お車代を半額にするか全額にするか一度プランナーさんに相談しました。
プランナーさんのお話だと半額にしている人が多数とのことでした。
色々なサイトでもお車代は半額~と書いてある通り、お車代を半額にしたからと言って一般的にマナー違反ではないです。
ではなぜ私はプランナーさんの話を聞いた上でも全額にしたのか。
私はゲストになぜ結婚式に来てもらいたいのか考えました。
私たちのお祝いをしてもらいたいからではありません。今までお世話になった人や仲良くしてくれた人に御礼をしたかったからです。
ありがたいことにほとんどの遠方ゲストは結婚式への出席を2つ返事でOKしてくれました。
私たちが招待するわけですし、少しでもゲストの負担を減らしたいという思いから全額包むことにしました。
最後の方は膨れ上がった結婚式費用をみて、もうどうにでもなれーっと思ってました(笑)
当時はすごくお金のことを心配してましたがその先の人生意外とどうにかなります。
やはり人によってはもらい過ぎと思った人もいたようで…結婚式後にお祝いの品を別途くれる人が数人いました。
まとめ
遠方ゲストが多いカップルを悩ますお車代。
私の場合、お車代の金額で悩むことになった最大の理由は前例がなかったことです。
そのため自分で正解のない選択をしなくてはいけずたくさん悩みました。
この記事を読んでるあなたも悩んでいるからここにたどり着いたと思います。
この問に正解はないので自分に素直になれば良いと思います。
- 新札への変更はJAバンクで実施
- お札は奇数枚で用意した
- 封筒は年配ゲストを考慮しシンプルデザインに
- お車代の有無は事前にゲストに伝えなかった
- お車代は全額(宿泊希望者は半額)包んだ
以上、私のお車代事情についてでした。
私の経験が参考になれば幸いです。ここまでお読み頂きありがとうございます。