結婚式の自己負担金額は平均150万円と言われています。自己負担金とは結婚式費用からご祝儀等のお祝い金を差し引いた後の自分たちが支払う金額のことです。
150万円はあくまでも平均です。私たちは親からの援助をもらわずに結婚式の準備を進めていました。そのため自己負担金をある程度把握する必要がありました。
自己負担金を計算するためにはゲストからどれだけご祝儀をもらえるかを知る必要があります。
そんな周りの人に聞きづらいお金のこと。今回私がこっそりあなたに教えちゃいます。
- ご祝儀の相場はどれくらいなのか
- 結婚式費用の自己負担金はどれくらいだったのか
- もらったご祝儀は相場と差があったのか
- ゲストからもらったご祝儀は実際いくらだったのか
ぜひ自己負担金計算の参考にしてください。
Contents
親族は?会社関係は?友人は?ご祝儀金額の相場を確認
まずはご祝儀の相場を確認してみましょう。
数字は以下の書籍から引用しています。結婚してすぐに私が購入した本です。
イラスト付きで結婚後に知りたいお金のこと・健康のこと・マナーのことなどが載っています。一読して損はない本です。
◇ご祝儀金額の目安◇
披露宴に出席 披露宴に欠席 上司 3~5万円 1万円 同僚 2~3万円 5千~1万円 部下 2~3万円 5千~1万円 兄弟 5~10万円 3~5万円 おい・めい 5~10万円 1~3万円 いとこ 3~5万円 1~3万円 その他親類 3~10万円 1万円 友人・知人 2~3万円 1万円 隣・近所 ~3万 1万円 【引用元】:入江久絵 「結婚一年生」 サンクチュアリ出版 2018年 P101
披露宴の出席・欠席でも違いがあるようです。
両親については地域や慣習によって異なります。結婚式の援助金として渡すケースやご祝儀として渡すケースなどがあるそうです。
【参考サイト】いつ渡せばいいか?? 両親から子どもへの結婚資金援助のパターン紹介
上記の表には欠席の場合が書いてありますが、欠席になったゲスト(主に友人)からのご祝儀はありませんでした。今はそういうもんなんですかね。
ご祝儀ではなく結婚祝いをくれた人はいました。個人的に友人の関係であればご祝儀ではなく結婚祝いで良いような気がします。
自己負担金200万超え?!事前にご祝儀を予想して自己負担金を計算
さきほどご紹介したご祝儀の目安をもとに私は自己負担金を計算しました。最高でいくら自己負担することになるか知りたかったのでご祝儀の金額は最低ラインで計算しました。
ご祝儀金額予想 | |
両親 | 10万円 |
兄弟 | 5万円 |
祖父母 | 10万円 |
おじおば | 5万円 |
いとこ | 3万円 |
上司 | 3万円 |
友人夫婦 | 5万円 |
友人 | 3万円 |
ゲストは70人ほどの規模でした。招待状を送ったゲストを上記の金額に当てはめて計算するとご祝儀でもらえる金額は約200万円でした。
しかし、シェラトン舞浜での結婚式費用は舞浜エリアでも高めです。口コミサイトで費用を確認すると平均費用金額は75人規模で約400万でした。
良い意味で期待を裏切る結果に!ゲスト別!ご祝儀結果公開
結婚式当日はシェラトンに宿泊しました。お昼過ぎに家に戻りご祝儀の記録をつけました。ここでは個別にご祝儀結果をお伝えしていきます。
両親
- 義両親 20万円
- 実両親 50万円以上
母親からは父親がたんまりご祝儀用意しているとは聞いてましたが私が考えている何倍もの金額でした。お祝い金というよりは援助の意味が強いと思います。
こんなにくれるなら先に言ってよ~とも思いましたが結果的に私の両親からのご祝儀で結婚式費用はだいぶ助けられました。
義両親からは入籍してすぐに結婚祝いとしてお祝い金を頂いてました。なのでご祝儀を別途頂いてしまい逆に申し訳なかったです。
ちなみに両親は主催者側という考え方もありますが私たちはゲスト側寄りで招待しました。招待状も出しましたし引出物も用意しました。
兄弟・姉妹
- 義兄+甥 10万円
- 義兄 10万円
- 実姉夫婦 7万円
旦那さんには兄が二人、私は姉が一人います。旦那さんのお兄さんはお二人とも10万つつんでくれました。また姉夫婦は7万円つつんでくれました。
祖母
- 義祖母 30万円
- 実祖母 10万円
旦那さんのおばあさんは遠方のため体のことを考え招待はしていなかったのですが結婚式2ヶ月前に急遽出席することになりました。二人共元気ですが式場にくるのは一苦労だったと思います。
おじ・おば
- 7~15万円
2名で出席している場合は7~10万円でした。3名で出席している場合は15万円つつんでくれていました。
いとこ
- 3~5万円
いとこで一人5万円つつんでくれた人がいました。
そのいとこは亡くなった祖父母と暮らしていて、自分から3万円出し、残りの2万円は祖父母の遺産から出してくれたそうです。
会社関係
- 3~5万円
一番上のマネージャー以外は皆さん3万円つつんできてくれました。
旦那さんの会社の制度で別途会社からお祝い金を頂きました。この制度もあったため旦那さんの会社では3万円つつむことが基本のようでした。
また、私の前職でお世話になった上司も3万円つつんできてくれました。
友人
- 友人夫婦 5~7万円
- 友人 3万円
友人夫婦は2人で出席の場合は5万円、子供も合わせて3人の場合は7万円つつんできてくれました。
その他、友人は皆、3万円つつんできてくれました。
自己負担金を再計算!最終的にもらったご祝儀の合計金額
ありがたいことに私が予想していたご祝儀よりも皆さん多くつつんできてくれました。さらにありがたいことに結婚式に招待していなくてもご祝儀をくれる方もいました。
みなさんから頂いたご祝儀を計算した結果、最終的に約400万円もの金額を頂いたことになりました。
事前に予想していた金額よりも多くご祝儀もらえました。あれ?となると逆にお金が余ったんじゃないのと思う方がいると思います。
遠方ゲストが多かったのでシェラトンに支払うお金以外にもお車代やらホテル代やらでぐんぐん金額は跳ね上がっていき、最終的な費用はご祝儀だけで賄うことはできませんでした。
自己負担金計算時に外注品・お車代も忘れずに含めよう
当初はシェラトンの見積金額ばかり気にしていました。しかし、外注品やお車代などそれ以外にも多くの出費が出ていました。特に遠方ゲストが多い人は式場見積以外でかかるお金も忘れずに含めましょう。
そうは言っても自己負担金額は20万以内に収まりました。両親から事前にご祝儀の金額を聞いていたら気にせずお金をつかい、もっと自己負担金は増えていたかもです。
まとめ
以上が私が実際に頂いたご祝儀の内訳です。
ご祝儀金額予想 | 実際のご祝儀 | |
両親 | 10万円 | 20~50万以上 |
兄弟 | 5万円 | 7~10万 |
祖父母 | 10万円 | 10~30万 |
おじおば | 5万円 | 7~15万 |
いとこ | 3万円 | 3~5万 |
上司 | 3万円 | 3~5万 |
友人夫婦 | 5万円 | 5~7万 |
友人 | 3万円 | 3万 |
ご祝儀は最低ラインで予想していましたが会社関係・友人は相場通りな感じでした。
家庭によって差がでそうなのは親族です。親戚の結婚式に何度か出席しましたが相場よりも少し多めに包んでいる印象でした。(あくまでも我が家の印象ですが)
結婚式にかかった費用については後日改めてまとめようと思っています。
結婚式の費用は膨れやすいです。契約当時は初期見積からなるべく増やさないようにと思っていましたが…シェラトン舞浜ではそうはいきませんでした。
どこまで妥協せずにできるのか考える上でも自己負担金がどれ程になるのか事前に考えておくと良いと思います。
私の経験が参考になれば幸いです。ここまでお読み頂きありがとうございました。