前回はシェラトン舞浜の写真について紹介しました。
上記の記事でもお伝えしましたが、より満足のいく写真を撮影してもらうためには花嫁側も準備することが大切です。
花嫁業界で「撮影指示書」というものが流行っているのをご存知でしょうか?
撮影指示書とは言葉通り、どういう写真を撮影してほしいのかという指示を記した書類のことです。
今回は撮影指示書をつくる上でのポイントや私が作成した撮影指示書についてご紹介したいと思います。
Contents
【下準備】形式は何でもOK!まずは撮影したいショットを探す
撮影指示書に形式はありません。
ワード・エクセル・パワーポイント…どのアプリケーションを使って作成しても構いません。
インスタにポストされている撮影指示書をみても皆さん自由に作成されています。
みんなどういうショットを撮影しているの?というプレ花嫁さんは下準備として、花嫁さんの撮影ショットを調査してみましましょう。
インスタグラムでは結婚式当日のレポートを載せている方がたくさんいます。気に入った写真があれば保存しておきましょう。
また下記のようなまとめサイトも参考になります。
【参考サイト】ウェディングパーク|結婚式当日に撮影したい#○○ショット
よくインスタにあがっている#○○ショットを一覧でまとめてくれているサイトです。
カメラマン側への配慮も大事!私が撮影指示書を作成する上で気にしたポイント
先程、撮影指示書に形式はないとお伝えしました。
しかし、何も考えずに指示書を作成するとかえって撮りたい写真が撮れない可能性もあります。
ここでは撮影指示書を作る時に私が気にしたポイントを紹介したいと思います。
A4・1枚で作成する
当日、撮影指示書をカメラマンが持ち歩くことを考慮してなるべくコンパクトにまとめました。
カメラマンは事前に撮影指示書を確認してくれると思いますが、1日に数件仕事を抱えている場合は全てを頭に入れることは難しいです。
撮影の合間に指示書の確認がしやすいように私はA4・1枚(裏表印刷)で作成しました。
何枚にもわたった撮影指示書はかえって撮影漏れの原因になります。
たくさん撮影したいショットがあるとしても1枚に収まりきる数まで絞ることをおすすめします。
言葉だけでなくイメージ写真も入れる
指示書はカメラマンに理解してもらえなければ作る意味がありません。
言葉だけだと相手に上手く伝わらない場合があります。必ずイメージしている写真を貼り付けるようにしましょう。
百聞は一見にしかずです。
好きな写真を見せることで自身の好きな雰囲気も同時に伝わります。
超簡単!私が作った撮影指示書
ばばんと見せる程度のものではありませんが…私が作成した撮影指示書は以下です。
A4用紙に写真を貼り付けて補足説明を簡単に記入しただけです。すごく簡単です。
でもこんな感じで十分です。カメラマンさんに要望を伝えることが一番なので。
写真はインスタで拾ってきたものがメインで、全部で13枚載せました。
イメージ写真の収集時間は除きますが、1時間もあればまとめられます。
指示書には記入していませんでしたがこの時にガーデンでの撮影も希望しました。
ガーデンでの撮影は恐らく希望を出さないとしてくれません。
また、結婚式のスケジュールによってガーデンでの撮影はできない場合もあります。
【検証】撮影指示書通りに撮影してくれたの?撮影指示書の効果はいかに!
私が要望したショットは以下です。
- チャペル内撮影
- 会場内雰囲気
- ウェルカムスペース
- ブーケ
- ドレス
- ヘアアレンジ
- 顔隠しショット
- フラワーシャワー&バブルシャワー
チャペル内撮影
チャペル内では新郎新婦・新郎新婦+両親の集合写真を希望しました。
挙式後、フラワーシャワーをする前に撮影できました。
チャペルで自由に撮影できる時間はほとんどないですがこれくらいなら問題ないそうです。
会場内雰囲気
私は披露宴会場がシェラトン舞浜にした決め手のひとつでした。そのこともあり披露宴会場が当日どんな装飾がされていたかわかる写真を希望しました。
希望としてはシェラトン舞浜のHPにあるようなオーシャンビュー背景の会場撮影でした。
しかし、撮影するタイミングが披露宴開始前になるためカーテンが閉まった状態(オーシャンビューではない状態)での撮影になりますと事前に佐藤写真から言われていました。
希望していた高砂装花の写真や各テーブルの装花写真も漏れなく撮影してくれていました。
かなりアップの写真ですが、披露宴開始後にオーシャンビューを背景とした写真を撮影してくれていました。
ウェルカムスペース
ウェルカムスペースは力を入れた箇所でもあったので全体像と各アイテムの撮影をお願いしました。
指定していたDIYグッツも漏れなく撮影してくれていました。
ブーケ
ブーケはウェディングドレス用・カラードレス用と2種類用意していたのでそれぞれの単体の撮影をお願いしました。
ウェディングドレスのブーケは支度後すぐ、曽我衣装室前でのロケーション撮影中に撮影してくれました。
カラードレスのブーケは披露宴終了後、会場前で撮影して頂きました。
手元ショットも同じタイミングで撮影してくれました。
ドレス
ウェディングドレスのショットは曽我衣装室前でのロケーション撮影中に撮影してくれました。
しかし、カラードレスは同じようなショットは…なかったです。
ただ、カラードレスが写ったの写真はたくさん撮影してもらったので特に不満は感じていません。
また、ウェディングドレスのバックショットもお願いしていました。
指示書には入れてませんでしたがトレーンのアップ写真も撮影してくれました。
ヘアアレンジ
ヘアアレンジはウェディングドレスとカラードレス両方お願いしました。
両方とも披露宴の合間に撮影してくれていました。
顔隠しショット
顔隠しショットは披露宴終了後に撮影して頂きました。
これはこちらの準備不足でハットを持参しなかったので…私だけ顔を隠しているショットとなりました。
フラワーシャワー&バブルシャワー
バブルシャワーは持ち込んだせいもあり威力弱めです。
花びらは綺麗に映っています。
バージンロードの写真はこれ以外にも何枚も撮影してくれていました。
【まとめ】撮影指示書を作成して憧れのショットを撮影しよう!
撮影指示書通りに撮影してくれたかのか検証した結果、ほとんど漏れなく撮影してもらえました。
ただし、こちらの指示書の作りや準備が甘かったこともあり希望していた一部のショットは撮影できませんでした。
- 形式はない
- なるべくコンパクトに(A4・1枚がおすすめ)
- 言葉だけでなくイメージ写真もいれる
- 効果は○!指示書通りほぼ撮影してもらえた
撮影指示書を作る時のポイントはカメラマンに理解してもらう指示書をつくることです。
あなたもぜひ撮影指示書を作成して結婚式の素敵な写真をたくさん残して頂ければと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。